東京のパーキングメーター(路上駐車場)の「使い方・料金・時間制限など」明治神宮の近くはどこにある?

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東京都内には、制限時間内であれば有料で利用可能な「パーキングメーター(路上駐車場)」があります。

明治神宮周辺にもたくさんありますので、パーキングメーターの利用方法や注意事項、場所、利用可能時間などについてご紹介します。

パーキングメーターとは?

路上に自動車を駐車させる位置を示す枠が引いてあり、その枠内に車を入れると、隣に設置されたメーターが作動するようになっています。

道路交通法で「時間制限駐車区間」として規定される駐車スペースで、「本来は正規の駐車場を利用するのが望ましいが、路上駐車しても周辺の交通にあまり影響が出ない曜日・時間だけは駐車を許可する」という場所です。

都内では、一部の場所を除き、日曜・祝日に利用することはできません(メーターが止まっています)。

多くの場合は、パーキングメーターがある区間も本来は「駐車禁止」であり、パーキングメーターの利用可能時間外はその場所に駐車すると駐車違反となります。

パーキングメーターは、短時間車を離れたい時には便利ですが、そもそもは駐車場不足を補うための補助的な施設であり、路上駐車を推奨するものではありません。

1時間以内に戻らないといけない上、小銭が必要だったり、曜日・時間が限られていたりします。

できるだけ、周辺のコインパーキングなどの利用をおすすめしますが、それでも都内にたくさんあるパーキングメーターなので、もしもの時のために、以下では利用方法や注意事項をご紹介していきます。




パーキングメーター・パーキングチケットの利用方法

パーキングメーターを使用した路上駐車場には、枠線の脇にメーターが設置されているタイプ(パーキングメーター)と、近くにあるチケット発券機からチケットが発券されるタイプ(パーキングチケット)があります。

パーキングチケット発券機
パーキングメーターの利用方法

①車を駐車枠内に収まるように停める

②メーターが作動したのを確認し、車のナンバーを入力するなどの操作をして、料金(手数料)を投入する
※100円玉が必要です!

③終了時刻までに出庫する(60分以内)

パーキングチケットの利用方法

①車を駐車枠内に収まるように停める

②チケット発券機に車のナンバーを入力するなどの操作をし、チケットを発券する
※千円札も使用できます!

③チケットをフロントガラスなど見えやすい場所に、内側から提示する

④終了時刻までに出庫する(60分以内)

パーキングメーターの利用時間制限と料金

パーキングメーターの利用時間は、60分以内と決まっています。

60分を超えてしまうと駐車違反になってしまいますので、お気を付けください。

料金は60分300円です。

周辺のコインパーキングに比べて安い設定ですが、60分を超えての利用はできないのが難点です。

※地域によっては、制限時間が異なる設定の場合もあります。




明治神宮に近いパーキングメーター(路上駐車場)の場所と利用可能時間

それでは、明治神宮境内入口まで徒歩約10分以内の場所にあるパーキングメーターをご紹介します。

以下の①~⑥の番号は、地図上の番号に対応しています。

広域の地図(利用案内付き)は、こちらからダウンロードできます。

※パーキングメーター、パーキングチケットのシステムおよび機械は変更になる場合があります。

①明治神宮西参道(西口)前(パーキングチケット)

明治神宮の西口の目の前、両側にパーキングチケット制の駐車スペースがあります。

  • 利用可能時間:平日(月~土)9時~20時 ※1月1日~3日は休止
  • 明治神宮(西参道/西口)までの所要時間:徒歩約1~2分

②原宿駅前(パーキングチケット)

JR原宿駅前から「原宿外苑中学校西」交差点付近までの区間、線路側(明治神宮側)にパーキングチケット制の駐車スペースがあります。

  • 利用可能時間:9時~20時
    ※日祝日利用可能 ※1月1日~3日は休止
  • 明治神宮(南参道/南口)までの所要時間:徒歩約3~6分

③明治通り

「竹下口」交差点付近から「千駄ヶ谷三丁目」交差点付近までの明治神宮側の車線にパーキングメーターがあります。

「竹下口」交差点と「東郷神社前」交差点の間には、反対車線側にもあります。

  • 利用可能時間:7時~20時
    ※日祝日利用可能 ※1月1日~3日は休止
  • 明治神宮までの所要時間
    竹下口交差点から南参道/南口まで:徒歩約9分
    千駄ヶ谷三丁目交差点から北参道/北口まで:徒歩約9分




④表参道

表参道の「神宮橋」交差点付近から、青山通りとぶつかる地点(表参道駅付近)まで、両側にパーキングメーターがあります。

青山通りの手前は、二輪車用スペース(34台分・パーキングチケット)となっています。

  • 利用可能時間:平日9時~20時
    ※日祝日利用可能  ※1月1日~3日は休止
  • 明治神宮(南参道/南口)までの所要時間
    神宮橋交差点から:徒歩約2分
    明治通りとの交差点(明治神宮前駅)から:徒歩約6分
    青山通りとの交差点(表参道駅)から:徒歩約15分

⑤国立代々木競技場東側

国立代々木競技場の東側、両車線にパーキングメーター制の駐車スペースがあります。

  • 利用可能時間:平日(月~土)9時~20時 ※1月1日~3日は休止
  • 明治神宮(南参道/南口)までの所要時間:徒歩約3~6分

⑥代々木公園と国立代々木競技場の間(パーキングチケット)

代々木公園と、体育館やフットサル競技場があるエリアの間を走る都道413号線の両側に、パーキングチケット制の駐車スペースがあります。

  • 利用可能時間:平日(月~土)9時~20時 ※1月1日~3日は休止
  • 明治神宮(南参道/南口)までの所要時間
    代々木公園原宿門前付近から:徒歩約2分
    代々木公園渋谷門前付近から:徒歩約7分
    代々木公園南門前付近から:徒歩約10分

注意!これをすると駐車違反です!

①料金未払い

パーキングメーター・パーキングチケットの料金は前払いと決まっています。

後払いしようと思って未納のまま車を離れたり、払わなかったりするのは、厳密には、駐車違反となります。

ただし、急なことで財布に100円玉がない!という場合には、その場を離れて両替しに行くことも、黙認されてはいます。
パーキングメーター付近に両替機はありません




②制限時間オーバー

60分以内に出庫できない場合も駐車違反となります。

メーターやチケットに表示される利用終了時間に気を付けてください。

また、駐車開始前に、ものを置いたり、長時間人を立たせたりして場所取りをするのもいけません。

③白い枠からずらして駐車する

白い枠ぴったりに車を入れないと、メーターが正しく作動しない場合があります。

メーターを利用しない(時間・場所を守って正しく利用しない)場合は、駐車違反となります。

④利用可能時間外の駐車

ご紹介したように、パーキングメーターは利用可能な時間帯が決まっています。

この時間帯以外はメーターが止まっていますので、枠線内に駐車しても駐車違反となります。

利用可能時間は、警視庁のホームページから時間制限駐車区間案内地図(渋谷区版)を見て事前にご確認ください。

パーキングメーターはバス・貨物車・バイク(二輪車)も利用可能?

バス・貨物車などの大型車

上掲の地図上に「貨」のマークがある場所は、貨物車用の駐車スペースがあります。

現地に行くと、路上の白い枠線内に「貨物車用」と書いてあるのですぐにわかります。

このスペースは、貨物車の荷さばきのために設けられていますが、その他の車も利用することはできます。

ただし、他の枠が空いている場合は、こちらの貨物車用のスペースは、貨物車が優先して利用できるよう、できるだけ譲ってください。

バイク(二輪車)

バイクは、普通車用のパーキングメーターを利用できます。

利用可能時間と料金は同じで、60分300円です。

なお、東京メトロ表参道駅付近には、二輪車専用のパーキングチケットが34台分設置されています。

こちらを利用する場合は、60分100円で駐車できます。

パーキングメーターを利用しなくても駐車違反にならない場所がある!?

上述の通り、パーキングメーターが設置されている場所は、「本来は駐車禁止だが、曜日・時間限定で、有料で駐車しても良い」場所であり、それ以外の曜日・時間の利用、または、メーターを作動させない・料金未払いでの利用は、駐車違反になります。

ただし、もともと駐車禁止の道路でなければ、パーキングメーターの利用可能時間外に路上駐車をしても、枠内・枠外問わず、駐車違反にはなりません。

例えば、こちらのページでご紹介した「代々木公園と国立代々木競技場の間(都道413号線)」は、駐車禁止エリアにはなっていません。

したがって、夜間や、日祝日、正月三が日には、無料で駐車することも可能です。

このことはご存知の方も多く、堂々と駐車している車が多いので、行ってみればわかるでしょう。

ただし、駐車可能な場所でも、日中(日の出から日没まで)は12時間以上、夜間(日没以降)は8時以上、連続して駐車すると、「自動車の保管場所の確保等に関する法律」違反となりますので、ご注意ください。

基本的には、予期せぬトラブルや事故を防止するという観点から、正規の駐車場の利用をおすすめします。

また、状況が変わっている可能性もありますので、駐車する際は、標識をお確かめの上、自己責任でお願いします。

無料で駐車できる範囲例【地図】

こちらのエリアには、以下のような道路標識があります。

必ずご自身でご確認ください。




道路標識を確認!

代々木公園前、都道413号線の標識です。

  • 「ここまで駐車禁止」
  • 「ここからパーキングメーター9時~20時(日祝・1月1日~3日を除く)」

の、2つの標識が重なっています。

このエリアは、パーキングメーターの利用可能時間外も、駐車禁止になっていないのです。

ただし、交差点のそばなどの危険な場所には駐車しないでくださいね。

パーキングメーターの利用可能時間外に駐車すると駐車違反になる例

こちらは表参道のパーキングメーターエリアの道路標識です。

  • 「ここから先20時~9時は駐車禁止」
  • 「ここからパーキングメーター9時~20時」

の2つの標識があります。

パーキングメーターの利用可能時間は9時~20時で、駐車禁止の時間が20時~9時となっているということは、パーキングメーターを利用できない時間帯に、この場所に駐車すると駐車違反となります。

都道413号線に無料で駐車できる曜日・時間

  • 月曜日~土曜日:20時~9時
  • 日曜日・祝日・1月1日~3日:終日

※日中12時間以上、夜間8時間以上の路上駐車は法律違反です※

東京都のパーキングメーター・パーキングチケットに関する情報・お問い合わせ先

明治神宮 周辺・付近の無料/有料駐車場

お伝えしてきた通り、駐車スペースを探すなら、まずは正規の駐車場がおすすめです。

明治神宮には参拝者用の無料駐車場がありますし、周辺には多数の民間駐車場(コインパーキング)があります。

お出かけ前に、ぜひともご確認ください!

明治神宮の無料駐車場と駐車場の混雑状況については、当サイトの以下↓のページでご紹介しています!

明治神宮 付近の「無料で駐車できる駐車場」一覧【入り方には要注意】 
明治神宮 周辺・付近の安い!格安駐車場 一覧!料金・営業時間・休日・地図など

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