明治神宮・神楽殿

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明治神宮・神楽殿

造営(竣工)年

  • 1993年
規模

  • 地下2階・地上1階
建築面積

  • 約1863㎡
延床面積

  • 約4979㎡
建築構造(造り)

  • 地下2階:鉄筋コンクリート造
  • 地下1階:鉄筋鉄骨コンクリート造
  • 地上1階:鉄骨造
  • 神楽殿:木造(木曽ヒノキ)
屋根の様式(造り)

  • 入母屋流造
設計者

  • 内田祥哉 ほか
施工者

  • 清水建設株式会社、有井建設株式会社
施主

  • 宗教法人明治神宮

明治神宮・神楽殿は何をするところ?

「神楽殿」とは、神社の中でも、神楽を奉納するために造られた、舞台のような建物を想像する方もいると思います。

一方で、明治神宮の神楽殿は、モダンな香りさえ漂うガラス張りの大きな建物で、「ここで神楽?」という印象を持ちます。

実は、祈祷などの際に神楽が奉納される「神楽殿」そのものは、この大きな建物の内部にあるのです。

明治神宮の神楽殿では、以下のようなことができます。

  • 各種祈祷の申し込み・祈願祭の実施
  • お守りなど授与品の授受
  • 御朱印の授受
  • 初参り(お宮参り)などの際の写真撮影

その他、結婚式の際には、新郎新婦の美容室や控室、授乳室などとしても利用されます。

なお、授与品所は神楽殿向かい側の社務所がメインで、神楽殿内のカウンターは小さめです。




明治神宮・神楽殿の造営の経緯

神楽殿は、明治神宮の創始から70年の記念の年に当たる1990年、「平成の御大典記念事業」として造営が計画され、1993年10月13日に竣工しました。

  • 御大典(ごたいてん)とは:天皇の即位の礼と、それに続き行われる大嘗祭などを合わせた名称

明治神宮・神楽殿の建築様式(造り)

明治神宮の神楽殿は、階によって違いはあるものの、大まかには鉄筋コンクリート造りの建物です。

周囲の景観に配慮し、地上階は1階のみと低く抑え、地下が2階という造りとなっています。

また、隣接する社殿や木々と調和するよう、壁ではなく耐熱(耐火)ガラスで覆われています。

屋根は上部に切妻造のような左右二方向への勾配、下部に寄棟造のような四方向への勾配を持つ「入母屋屋根」と、前方が長く庇のようになっている「流造」が組み合わせられています。

祈願祭が行われ、神楽が奉納される「神楽殿」そのものは建物の内部にあり、そこだけは木曽ヒノキを使った木造建築となっています。

祈祷を申し込んだ人が座す「願主席」は160畳(約248㎡)もの広さがあり、最大で800名ほどが参列することができます。

これは、ダブルスのテニスコート(約261㎡)に匹敵するほどの大きさです!

明治神宮・神楽殿の場所

神楽殿は、明治神宮の拝殿・本殿前から東神門を出たところにあります。

向かい側にはお守りやおみくじなどの授与所(社務所)があります。

北参道からは本殿方面へ右折、南参道からは大鳥居の次に見える道を左折となります。

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