明治神宮が混雑する理由
・東京の都心近郊で広大な境内を持つ大きな神社は「明治神宮」以外にない。
・近年のお店は正月でも開いているお店が多く、そのお店の数が多い原宿が近い。
・明治神宮では「新年初祈願祭」・「歳旦祭」という行事が元旦にある
・単純に東京は人口が圧倒的に多い。
・東京の都心近郊で広大な境内を持つ大きな神社は「明治神宮」以外にない。
・近年のお店は正月でも開いているお店が多く、そのお店の数が多い原宿が近い。
・明治神宮では「新年初祈願祭」・「歳旦祭」という行事が元旦にある
・単純に東京は人口が圧倒的に多い。
日本の法律で正月の3日間は休日になっています。これは正月に訪れる歳神様(大歳神)をお迎えし1年の無事を祈願するためであり、これが正月の意味となります。
歳神は延喜式(えんぎしき/=927年に発行された神社一覧が記載された本)の記述によると「御年皇神(みとしのすめがみ)」のことを指し、その昔、この御年皇神に「祈年祭(きねんさい)」を執り行ったと記されています。
「祈年祭」とは”稲の成熟(豊作)を祈る祭典”のことです。
神棚がない家は「年棚」をいう棚を設けて、鏡餅、お神酒、灯明をお供えします。
歳神様の「とし」は「田寄り」という意味だと云われております。
「田寄り」とは稲が成熟期を迎えた時期という意味合いがあり、つまりこれは12月の月のことを指します。
このような1年の始まりである1日(元旦)に神社やお寺へ参拝する風習は江戸時代の頃から始まったと伝えられています。
ただし日本書記などにも正月の起源となるような行事が催された記述が見つかっていることから、奈良時代の頃にはすでに正月の前身となるような催しがあったものと考えられています。
その理由は、先ほどもお伝えしましたが、人口が圧倒的に多いことにあります。
それと、明治時代から初詣は、明治神宮へ参拝に行く風習が、自然にできあがっていたことに起因します。
つまり、会社や学校などで「明治神宮へ初詣に行った?」「混雑具合どうだった?」「お土産(お守り)買った?」などと言った、話題に乗るための手段の1つであるとも考えられます。
近年のお店は元旦でも関係なく開いています。
一昔前まででは、考えられなった光景です。
現に24時間営業のお店を除いて、早朝からお店を開けて「福袋」を販売しているお店もあるほどです。
原宿やその周辺にはこういったお店が多く、また、正月は家にいても暇を持て余すので、自然と足がこういったロケーションへ進むものと考えられます。